島根県安来市が100%出資する安来市開発公社(出資金100万円、上廻芳和理事長)が、破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は5800万円。

 安来市開発公社は、旧広瀬町時代に「広瀬町開発公社」として設立されたもの。当初は5億円以上の負債があったが、所有していた土地売却による負債圧縮を続け、現在の金額まで圧縮された。土地価格下落や、すぐに土地が売却できる見込みがたたなくなったことから破産を申請した。安来市民は市町村合併以前からの公社の負の遺産を精算することになる。

 公社が破綻する例は島根県内では稀有だが、全国的には、2013年の大阪市道路公社(負債額334億円)、2012年の神戸市住宅供給公社(負債総額495億900万円)など、それほど珍しいものではなくなりつつある。

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