4月9日夕にマイクロソフトの基本ソフト「Windows XP」のサポートが終了する。以降、ウイルス対策などの更新が途絶え、Windows XPは危険な状態になる。
 Windows XPはパソコンだけではなく、レジなどにも使われている。

 レジなどで特別な対策が実施してあるなどの特段の断り書きなどのないWindows XP を万が一見かけたら「危ない」と思ったがいい。経営者がセキュリティを軽視している可能性がある。コンピュータが危ういのではなく、経営者の考えが危ういのだ。セキュリティが万全でない機器を使い続けることは、企業情報や個人情報漏えいしたら、企業存続に関わりかねないからだ。

 あなたの会社にWindows XPを搭載したパソコンがまだ残っているのだとしたら、それは資産ではなくリスクだと思ったほうがいい。

 中小企業の多い山陰。4/9にサポートが切れるパソコン用OS(基本ソフト)Windows XPからの移行は動きが鈍かったが、3月後半、Windows8への移行の動きが加速しているようだ。

 ある建設会社の取締役は言う。
「今使っている会計ソフトは消費税5%にしか対応していない。消費税8%に対応した新しい会計ソフトは新しいWindowsにしか対応していない。新しいWindowsを使うには、パソコンを買い換える必要がある。これはもう全部買い換えるしかない。決して安くはない買い物だが、しかたがない。買うなら最新のWindowsの入ったパソコンが長く使えていい」

OSのサポート切れ直前に始まる消費増税のおかげで、少なくとも経理に関連したパソコンの多くは3月末までに最新のWindows8、もしくはひとつ前のWindows7 への移行が完了しそうだ。

山陰から姿を消すコジマ

「安さ世界一への挑戦」というキャッチフレーズで知られる家電量販店コジマが2014年4月6日をもって山陰から姿を消す。

 コジマは、2012年ビックカメラに約141億円で買収され、子会社化された。このとき、今後3年ほどで全体の約4分の1にあたる40~50店舗を閉鎖する方針が明らかとなった。今後は都市部に注力するとされ、山陰の店舗は閉鎖対象であった。山陰では、鳥取市のコジマNEW鳥取店が2014年1月13日に閉店。2014年4月6日をもって、NEW松江店も閉店する。
 NEW松江店のオープンは2008年3月29日。まだ新しい店舗との印象が強く閉店は残念だ。

ライバル店だったのに今では系列 ウォンツとウェルネス

 3月31日をもって、株式会社ハーティウォンツは、ドラッグストア ウォンツの松江黒田店、松江学園南店、出雲荻杼店を閉店させる。
 来店者が決して少なくない店舗の閉店は、M&Aが関係している。2013年11月 ツルハホールディングスが株式会社ハーティウォンツの発行済み株式の56%を約101億円の費用で買収。同じくツルハホールディングスの傘下である株式会社 ウェルネス湖北の運営するドラッグストアと同系列企業内になり、それまではライバル店同士だったのに、突如として、同系列となった。営業エリアが重なり、利益の共食いをしていることからウォンツとウェルネスの重複をなくす方向で、店舗の整理が行われている。

 M&Aで突然変わる経営方針や系列。ゴディバやスターバックス、コメダなどチェーン店の出店も相次ぐ山陰だが、波乱がいつ起きるかもわからない。M&Aの情報はチェックしておくべきだろう。