「1JA」構想に基づく、11JAによる合併予備契約調印式が3月9日、松江市内で開かれた。「1JA」構想とは、島根県内11JAと一部県連組織の2015年統合を目指すものである。3月23日に各JAが開催する臨時総代会での承認されれば、予備契約は正式な契約となる。

農協はピーク時には全国で1万3千組合を超える数があったが、合併を繰り返して平成25年4月現在は全国で733組合にまで組合数が減っている。島根県内の農協も合併して現在の11JAになった経緯がある。

合併の過程でスケールメリットや専門性が活かせるようになってきたが、組織の肥大化による弊害も懸念されないわけではない。

農家以外ではつきあいの薄い農協(農業協同組合)だが、大企業の少ない山陰においては大きな組織といえる。「1JA」構想がどのように結実するのか、農業関係者ならずとも注目したいところだ。

参考資料:
島根県内のJA合併に関する経緯・予定は下記の通りである。

時期 出来事
2013年8月9日 県JAグループ統合推進協議会が発足 総会後は第1回協議会が開催された
2014年3月9日 11JAによる合併予備契約調印式
2014年3月23日 全JAが臨時総代会で合併を承認(予定)
2014年4月頃 統合JA設立委員会(予定)
2015年3月 1県1JAへの統合(予定)